なぜか税金に不満をもってしまう4つのワケ

こんにちは、Masaです。

お金を得るにしても、お金を払うにしても、貯めるにしても、あらゆることについてくるのが税金ですよね。税金が大切なことって言うことも理解しているし、税金を支払うことは正しいことのはずだと思っているけれども、税金をとられるのって何だかすごく損したような気持ちになりますよね。

しかもよく分からないままたくさん取られてしまったり、でも、文句も言えなかったりと、意外と不満を抱えやすいんじゃないんでしょうか。そんな説明しづらい税金に不満を持ってしまう理由について考えてみました。

 

投資に反映されていないから

お金を払うと言うことは、何かに対してお金を投入しているということですよね。税金を支払うことで、間接的に政府にお金を支払っていることになります。ということは、お金を払った分だけ政府からリターンが返ってくることを当然皆望んでいますよね。

しかし、実際はどうでしょうか。もちろん、医療や福祉、教育でリターンは返ってきています。それらが消費税や住民税、所得税や贈与税など納めた税金に対しての適切なリターンだと満足していると言う人は案外少ないのかもしれません。

100円の価値だと思っているおにぎりがなぜか150円のままで売っているけれども、それを生きるためには買わなきゃいけないのって、確かに文句は言いづらいけども、損をしている気持ちになってしまいますよね。

値段に不満があるから

あらゆる商品やサービスは、市場に淘汰されて値段が決まっています。昔は10000円ださないと買えないと思っていたコートも、今ではGUやH&Mなどで2990円とかでも購入できてしまいますよね。また、あまりにも高すぎると噂されるような商品ってスーパーから気がつくと消えてたりしますよね。

でも、税金はそういった市場と全く関係なく動いています。政府のサービスに不満があっても、高すぎると思われていても、誰も買いたくないと思っていても関係なく強制力を持ってお金を要求する仕組みになっています。

また、税金の値段というのは原価がよく分からないし、公務員の給料以外に何に使われているのかいまいち想像しにくい側面ってありますよね。そして、それが「自分」に役立ってなかったりしたら、気分の悪い募金をしたような気持ちになってしまいます。

ニーズに合致していないから

税金の目的は利潤の最大化ではありません。国民が払った税金で行うサービスを決して効率化しようだとか、ニーズに合わせることは考えられていません。重要なのは、同じサービスを同じ量提供すること。

だから、私達が望んでいるニーズに合わせて動いてくれることはほぼありません。 ニーズの多様化に合わせられない商品は消えていくのにも関わらず、ニーズに合わせろというように存在する税金は、なかなか許しがたいですよね。

目的が違うから

私達が望んでいる税金の目的と、本来の税金の目的は実は違います。でも、それに気づいている人がすくなったり、理解している人が少ないと、誤解が不満をつのらせてしまいます。

そして、その怒りを何にぶつけていいのか分からなくなってしまいます。しかし、冷静に税金に対してどの部分が気に入らないのか見つめてみることで、自分がどう行動するべきかを考える事が出来るはずです。

とりあえず、ニーズに合った税金だけ払って生きたいなあとも思いますよね。