お金の勉強って面白いって言うと嫌われがちだけど、数学とか法律と一緒だよって伝えたい

 

商学部ですと自己紹介したら教員免許とるの?と聞かれました。
どうやら小学部と思われた模様です。悲しい。

経済学は単純にお金についての学問ではないんですよ

金融学科に所属しているということで、120%お金に興味があるの?と聞かれる数年を経験してきています。

いや、たしかにお金の話は大好きなんですけれども、

お金について学びたいから経済学を学んでいるはイコールで繋がらないんですよね。

だってまず、経済は、お金という意味じゃないですから。

 

ちゃんと真面目なことを言うと、経済学というのは、社会科学に分類される通り、

構成主義であり、Scienceだと言えます。

簡単に言うと、構成主義っていうのは、研究対象が意志を持っていると考えている学問のことです。

そうです。

経済学では、意志を持っている人間が経済的に見てどう行動するのかをあーだこーだ研究しています。

でもそんなこと研究しているなら、投資論を学べば絶対勝てるじゃんって思うでしょ?

 

残念ですね。勝てません。

勝てないんですよ。非常に残念です。

 

経済学で、どんなに学んでも、実際には論理通りに物事が起こらないのは、

経済学の考える人物像が基本的に

「常に自己の利益を優先して行動する究極の利己的な効率主義者」

だからです。

お金の勉強の一番の魅力は人間の感情がダイレクトに関わる所です

経済学を学ぶことによって、一番興奮するのは、

何と言っても自分以外の人間がこれほどバラバラな行動をするという事です。

いや待てよ、さっき利己的な人物像がナンタラカンタラって言ってたよなって?

 

それは、あくまでも古典派経済にすぎません。

 

経済は人間が動かしてる!

あれ、理論通りに行動しない!

そうか!その人の心理状態とか、男女の差によって変わることがある!

じゃあ、心理学とか、生物学と合わせてみよう!

 

という流れができて、今では経済学を学ぶなら、心理学と生物学はセットです。

3つセットで学んでも残念ながら割引とかにはならないんですが、

それによってより深い学びができるようにはなりました。よかったね。

 

そうやって、

人間って経済学で考えられている非合理的な人間じゃないっていうのが分かってきて

心理学から派生した行動経済学だったり、

人間は実は本能で動いてしまう部分があると

生物学から派生した進化経済学だったりが出てきたわけです。

カネか愛か問題があるけれど、そもそも金は物質ではない件

貧乏でも、愛があるから一緒にいるの!

とか

金持ちと結婚したいの!

とか言う問題ってよく話題になりますよね。

こういうのを見てまず思うのは、

おいおい金か愛かってそれ正反対じゃないしという所です。

 

まず、お金が愛となぜ比較できるのか、

これが解決されるのならば、バナナは遠足のお菓子に入るのかの命題もいつかは解決されます。きっと。

だから、金とは何なのかということだけ説明しておきます。

 

結論。金はね、信頼や感謝を具現化したものです。

 

お金はどうやって手に入れるのか考えてみてくださいね。

例えば、1日ものを売れば、利益が出ます。

ものを買う人は、商品を手に入れるためにあなたに支払いました。

なぜお金を支払ったか。

 

その商品が欲しくて受け取るために

 

これが究極的な理由ですよね。

 

商品にすると分かりやすいですが、サービスにすると、難しいですよね。

 

なんせ、あなたがしてくれたことに対して支払いをしているからです。

でも、よく考えると「マッサージをしてくれてありがとう」のお礼なんですよね。

 

同じような商品が出回っていても、なぜかそれを選んでお金を支払われる究極的な理由は、

その商品に対して信頼などの感情があるからです。

 

だから、お金は信頼や感謝を具現化したものです。

 

後で説明しますが、これを理解できると、なぜお金儲けの為に起業する人は潰れるのかが分かります。

http://okanenosikumi.hatenablog.com/entry/お金儲けのために社長になれてもなり続けることはできない

自分が得するためじゃなくて純粋に学問としての魅力を知ってほしい

経済学を学ぶモチベーションに、得するためって言うのがあると思います。

経済学を学んでいる人に対して何だかマイナスのイメージがあると思います。

でもね、 経済学を学ぶと面白いことが見えてくる。

 

お金って実は均一な価値のように見えて、絶対的なものではないんです。

お金を重視している人もいれば、そうではない人もいたり、謎の行動を起こす人もいる。

そんな論理的じゃないめっちゃくちゃな世界だから、

皆同じ行動をしないわけなんです。

でも、皆自分の行動が一番正しいと思っているわけなんです。

 

だから、お金にまつわる色々な金融業がでてくるわけなんです。成り立っているわけなんです。

複雑なようにみえるけれど、実は一人ひとりの考えていることが連鎖して発生しているんです。

それってすごく面白いことじゃないですか?

 

お金の正体って本当は中立な存在なんです。有害なものではありません。

どうしてダイナマイトは人が関わると有害になるっていう事実が知られているのにお金に関してはその認知が甘いんでしょうね。

人間が関わると、有害にも無害にもなるんです。

 

だから色々な金融業というのは欲深い人だったり、貢献したい人だったりいろいろな人が作ったんですけど、関わる人次第で本来の機能が無視されるわけです。

反対もしかり。

  

でも、

どうして小麦粉を先走って証券会社の人が買いまくるのかとか、

どうして牛乳パックは四角くてペットボトルは角が丸いのかとか

そんなどうでもいいような自分に関わることが分かるようになるのってすごく面白くないですか?

 

(ごめんなさい、もっと面白いんですけど、説明しきれないのが悔しいです)

 
(とりあえず自分がいちばんお気に入りなのは市場の動きがどんどん変わるのは人間の欲望に基づく期待によるものだという話です)